コラム

中田翔選手(大阪桐蔭)VS田中投手(常葉菊川)について
グラウンド

大阪桐蔭の中田選手が見たくて、久しぶりにじっくり高校野球を見ました。
3月31日春の選抜準々決勝、対常葉菊川戦です。

中田選手は、前の試合で2本のホームランを放ち、大リーグのスカウトまでもを巻き込んでいまや時の人となっています。

結論から言うと、今回は相手投手の田中君の方が一枚上手でした。
というよりも、常葉菊川高校バッテリーの作戦勝ちでした。

相手バッテリーは徹底して、強気の内角攻めをしてきました。
そして、大阪桐蔭の中田選手は内角に的を絞って打ちに行きました。
しかし、打てませんでした。

ここで、少し理論的に考えて見ましょう。

1.なぜ、内角攻めを選択したのか

一番の理由は、常葉菊川高校の田中投手が最も得意をする球だからではないかと思います。
左投手の内角ストレートは、クロスファイヤーと呼ばれるほどバッターには脅威となるボールです。

2.なぜ、あれほど内角攻めを徹底したのか

通常なら変化球を使ったり、コースを変えてみたりと、もう少し配球を考えるはずです。
でもそうしなかったのは、インコースが中田選手の弱点だと考えたからではないかと想像します。
いくらなんでも得意球だからという理由だけで、あれだけ内角攻めを続ける事はありえないと思います。

『自分の得意球プラス相手の弱点』

今回の内角攻めは、この二つが一致した結果だと思います。

3.中田選手はなぜ打てなかったのか

技術的な問題もありますが、最も大きい理由は力みでしょう。
試合を見た人は分かると思いますが、あらかじめ来る球が分かっている事もあって明らかに力んでいました。
その結果、バットが下から出て差し込まるというパターンです。
ただ、気持ちがレフトスタンドに向いているので、あの状態では仮にいい当たりを打ってもファールになってしまう可能性が高いです。
実際はセンター方向狙いぐらいでちょうと良いのですが、あの場面でそれを望むのも酷な話でしょう。

いずれにしても、今回の対決は見ごたえのある対戦でした。

最後に付け加えておくと、今回の結果はあくまで今回の結果だという事です。
どちらが上だとか下だとかいうものではありません。
大阪桐蔭の中田選手は、この悔しさをバネに夏の甲子園に向けて更なる進化を遂げていくでしょう。

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